財政

 

 

 

 

 

 

 

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1.予算

予算は毎年;1:月からの;通常:国会で;4:月から翌;3:月までの1年間の国のお金の遣い方について話し合う。4月から翌3月までの予算のことを;本:予算といい、4月までに決まらないときに制定される臨時の予算のことを;暫定:予算という。また、予算決定以降も、緊急事態が発生したときの予算のことを;補正:予算という。

※予算には次のような種類がある。
・;一般:会計…税金と国債を使って組まれる通常の予算。
・;特別:会計…国民が支払ったお金を特定の事業に当てるもの<年金など>。

③財政投融資

郵便局が国営であったときは、;郵便:貯金や簡易保険などで集めたお金を増やすための政府の;財政投融資:計画というものがあった。2001年に政府はこの郵便貯金と年金を財政投融資に使うことを禁止した。現在、特殊法人は自ら;財投:機関債という国債のような証書を発行して、審査を受けないとお金を借りることができなくなっている。

④国債

国債は国の借金であり、赤字の穴埋めに乱発してはいけないものだが、1965年、日本が不景気になったときに公共事業を目的として発行する;建設:国債が許可された。さらに1973年の石油危機による不景気のときに、緊急の場合のみ建設国債以外の公共事業以外の目的の;赤字:国債も発行できるようになった。ただし、最近は毎年のように発行されている。国は国債を日本銀行ではなく民間の企業などに売らなければならないという;市中消化:の原則がある。

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2.租税

租税は直接税と間接税に分類することができる。直接税のうち;所得:税は給料などが高くなればなるだけ、税率も高くなる;累進:課税制度である。このように、貧富の差を配慮して公平であることを;垂直:的公平という。間接税である;消費:税は貧富の差に関係なく全ての人に公平であり、このことを;水平:的公平であるという。ただし、消費税などの間接税は所得が低い人ほど負担が重くなり、;逆進:課税といわれる。

戦後、GHQは日本の税制を直接税中心にすることを提案した。このことを;シャウプ:勧告という。
1989年には;消費:税が導入され、直間比率が6:4となった。

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3.財政の目的

 ①

財政の目的は大きく分けて3つに分類される。
;資源配分:の調整<政府が税金を使って道路などを建設すること>
所得の;再分配:<貧しい人を助け、貧富の差を小さくする;累進:課税制度、;社会:保障政策など>
景気の調整

 ②

景気の調整には次の2種類がある。
 ア、ビルト・イン・;スタビライザー:<;累進:課税制度で、好景気時に金持ちからたくさんの税金を取り景気を抑制させ、;社会:保障制度で、不景気時に国民にお金がいきわたるようにし、景気を回復させるたりするような自動的に景気を調整させる働き>。
 イ、;フィスカル:・ポリシー<不景気時に公共事業を増やして失業者に仕事を与えたり、減税を行ったりすること>
※政府の財政政策と日本銀行の金融政策を同時に行い、より効果的な景気政策を目指すことを;ポリシー:・ミックスという。